update:2019/12/23
今年の冬はとにかく、ラトビアのミトンを見かけます。
もともと、手芸の分野ではカワイイ北欧デザインの伝統的なミトンとして人気がありましたし、本も出ていたのですが、今年は手芸の分野を飛び越えて、ファッションアイテムとしてブームのようです。
バルト三国の一つ、ラトビアのミトンは伝統工芸として知られており、可愛らしい編み込み模様が特徴。
その文様には地域性があり、300種類以上あるとも言われています。
世代を選ばず、女性にとって「カワイイ」デザインであるラトビアのミトンが人気になるのは納得ですよね。
では、おすすめの本を紹介していきましょう。
〈セナー・クレーツ〉Maruta Grasmane /著
ラトビアのミトン 伝統的なニットパターン178
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ラトビアの民俗学者マルタ・グラスマネによる伝統的なラトビア文様のミトン178種を紹介した本の日本語版。各地の博物館が所蔵するオリジナルを再現し、写真と図案で紹介する百科事典的本。初心者向けではありませんが、ラトビアのミトンを知りたいなら最良の1冊でしょう。
〈誠文堂新光社〉中田早苗/編
ラトビアの手編みミトン【増補改訂版】
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2013年10月に発刊された同書を、マルタ・グラスマネ氏ほか、現地TLMS(ラトビア手工芸団体)に今年2019年4月新作を依頼した最新の作品を加えた増補改定版。ラトビアのミトンの歴史や伝統柄の紹介、さらに現地のニットショップや民芸市、博物館なども紹介。
〈ブティック社〉Ieva Ozolina/著
ラトビアの伝統模様で編むすてきなミトン
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ラトビアの伝統模様で編むすてきなミトン (レディブティックシリーズno.4680) 新品価格 |
著者は、ラトビアで編み物製品と毛糸を専門に手掛けるホビーウール社を設立者のイエヴァ・オゾリナ。ラトビアの伝統的なパターンに基づいた50デザインのミトンの編み方を紹介しています。
以上3冊。
どれも素敵な本ですので、ぜひ1冊どうぞ。