update:2019/11/27
最近、グラフィック社はよい刺しゅうの本がよく出版されているような気がします。
もともと、手芸関係に強い(というか、数年前までは出していなかった??)出版社ではなかったので、そういう印象を持ってしまうのかもしれません。
グラフィック社がこれまで出してきたようなデザイン系の本などと同じようなセンスで、作家さんを選んでいるように思えてしまいます。。。
とにかく、今回の本もステキです。
〈グラフィック社〉yanase rei 著
『刺繍の庭』 刺繍布のように刺す花々
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繊細でいて、独特な色使いの花たち。
時にサイケデリックだったり、時に儚さを感じるような淡い色調だったり。。。
「1本取りの刺繍」「黒の刺繍」「2本取りの刺繍」というテーマ別に作品を紹介しているのも、ちょっと変わっていて面白いですね。
そして、デザインはとにかくオシャレです。
ワンポイントというより、全面にデザインされた蝶ネクタイやブックマーク、リボン、ブローチなどの小物も大人仕様。美しい織物のように仕上がります。
久々に、刺しゅう経験者・愛好家が喜ぶ良い本がでました。
…ただし、サブタイトルの「刺繍布のように…」というのはイマイチ意味がわかりませんが。。。