世界の手仕事に出会う博物館〜国立民族学博物館

update:2019/05/18

世界の手芸をテーマに、いくつか海外の伝統的な刺しゅうを紹介してきましたが、先にこちらを紹介すべきだった。。。と気が付きましたので、連載でお届けします。

世界の手芸が見られる博物館のご紹介しましょう。
やっぱり、実物を見るのは楽しいです。

最初は、まずはここから、ということで「国立民族学博物館」。

大阪府吹田市千里万博公園10-1
http://www.minpaku.ac.jp/

東博(とーはく:東京国立博物館)や京博(きょうはく:京都国立博物館)は有名ですが、意外と行っていないと言われるのがこの民博(みんぱく)。

しかし、ココは凄い。文化人類学・民俗学の研究所として世界唯一、世界最大級の博物館機能と大学院教育機能を持っているんです。
そして、本テーマの「手芸」ですが、こちらも民俗学の範疇として、世界中の民族衣装やそれを作る道具類などが展示されているのです。
それはつまり、世界中の刺しゅうや編みもの、レース、織物が展示されているということ。見応えありますよ!

世界中ということで、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアと世界を網羅していますが、なかでも圧倒的にアジア圏が充実。他民族国家である中国エリアでは、漢民族以外の例えば高地などの民俗の衣装などが展示されていますし、他にも朝鮮半島や、東南アジア、西アジア、日本など、充実しています。

開館時間は10-17時ですが、要注意は休館日が水曜日ということ。逆に言えば、月曜日で行ける博物館・美術館がないなぁと言う場合でも、ココは行けるということになりますね。

何度でも行きたくなる博物館です。
 

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