大人のフェルト・デザインを知る本

update:2019/11/22

フェルトといえば、子どもたちが最初に手芸をするのに選ばれがちな素材。
現在では、100均でも買えるし、手頃なカットクロスでカラーバリエーションも豊富。
切りっぱなしが出来る素材ですので、切ったり貼ったり、いろいろ楽しめますからね。
 
逆に言えば、フェルトが子どものモノのようなイメージも付いてきていたような気がします。
マスコットを作ったり、アップリケをしたり、なんとなく、子ども向きの可愛いものを。。。
 
しかし、もちろんのことですが、フェルトはいろいろな表現ができるスグレモノの素材。
そのフェルトの使用方法を改めて考えさせてくれたのが、この本です。
 
〈グラフィック社〉中島一恵 著
フェルトのデザインワーク
モチーフ遊びから展開する大人のフェルト小物

フェルトのデザインワーク モチーフ遊びから展開する大人のフェルト小物

新品価格
¥1,760から
(2019/11/21 13:41時点)


著者の中島一恵さんは、パッチワークをはじめ、さまざまな手芸を扱う人気作家。
本書も、とにかくオシャレで、幅広い年齢層が好むような小物が作れる本になっています。
 
基本は、フェルトで作るモチーフ。円や三角、四角などにカットし、刺しゅうをしたり、巻いたりして、センスあるモチーフを作る方法をプロセス写真で紹介しています。
いくつか作れば、さらに新しいアイディアもどんどん出てくるのでは?
その点でも、この本はポイント高いですね。
 
フェルトでポーチやブックカバーなどを作ってモチーフを貼るのもいいですが、フェルトと親和性のありそうな、手持ちのバッグやニットなどに縫い付けてもステキ。
 
使える1冊です。
 

CATEGORY : フェルト・人形、他  |  TAG : ,