update:2019/11/22
フェルトといえば、子どもたちが最初に手芸をするのに選ばれがちな素材。
現在では、100均でも買えるし、手頃なカットクロスでカラーバリエーションも豊富。
切りっぱなしが出来る素材ですので、切ったり貼ったり、いろいろ楽しめますからね。
逆に言えば、フェルトが子どものモノのようなイメージも付いてきていたような気がします。
マスコットを作ったり、アップリケをしたり、なんとなく、子ども向きの可愛いものを。。。
しかし、もちろんのことですが、フェルトはいろいろな表現ができるスグレモノの素材。
そのフェルトの使用方法を改めて考えさせてくれたのが、この本です。
〈グラフィック社〉中島一恵 著
フェルトのデザインワーク
モチーフ遊びから展開する大人のフェルト小物
![]() |
フェルトのデザインワーク モチーフ遊びから展開する大人のフェルト小物 新品価格 |
著者の中島一恵さんは、パッチワークをはじめ、さまざまな手芸を扱う人気作家。
本書も、とにかくオシャレで、幅広い年齢層が好むような小物が作れる本になっています。
基本は、フェルトで作るモチーフ。円や三角、四角などにカットし、刺しゅうをしたり、巻いたりして、センスあるモチーフを作る方法をプロセス写真で紹介しています。
いくつか作れば、さらに新しいアイディアもどんどん出てくるのでは?
その点でも、この本はポイント高いですね。
フェルトでポーチやブックカバーなどを作ってモチーフを貼るのもいいですが、フェルトと親和性のありそうな、手持ちのバッグやニットなどに縫い付けてもステキ。
使える1冊です。