クロスステッチは、シンプルなステッチで、マス目上に布目に刺し埋めていくだけの刺しゅうですから、小さなお子さんからご高齢の方まで、初心者さんから上級者さんまで楽しめる刺しゅうです。
その際大切なのは、その人のニーズに合わせて、キットを選ぶこと。デザインの好みも大切ですが、まずは、完成できるように、最後まで楽しくできることが大切ですね。
刺しゅうなどの手仕事は、リラックス効果があり、健康効果があります。実際、作業療法でやられていますからね。多くの人の楽しんで欲しいです。
では、クロスステッチのキットを選ぶ時のコツをご紹介しましょう。
一番はデザイン。。。と言いたいでしょうが、初心者さんにはそれは最初ではありません。
※小さいからすぐできそう!
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まずは、布目の大きさを見ましょう。
クロスステッチは、布目(布の織り目)を拾ってステッチしていきますから、目の細かい布だとそれだけ難易度が上がります。ですから、布を見て、「細かいっ!」て思ったら、止めた方がいいです。
これくらいなら大丈夫そうと感じるものを選んでくださいね。
人それぞれなのですが、11カウント(40目)以上の布から始めるのがおすすめです。
この「カウント」というのは、クロスステッチの布単位で、1インチ(2.5cm)の織り目の数で表現されます(日本の場合は10cm単位)。
さて、布目がOKなら、次は色数を見ましょう。色数が多ければ多いほど、難易度が上がります。最初は、極力色数の少ないものにしてくださいね(デザインはつまらなくなるけど)。
※このくらいはチャレンジしても!
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そして、もちろん、仕上がりサイズもチェックしてください。
根気の良い方ならいいのですが、基本は小さなフレームとか、小物にしてくださいね。
ティッシュケースとか、すでに縫製済もオススメしがたいです。刺しにくいんですよね。
そして、これらの取捨選択がすんだら、デザインで選びましょう。
…ほとんど残らない!と思っている方、それでも、最初は簡単に完成させるほうが大切だと思いますよ。
最後に。
布目については、粗ければ粗いほど、刺しゅうは楽だし、どんどん進みますが、その分、ステッチの技術の差もはっきり出ます。極端に言えば、細かい方が「ごまかせる」というのもあります。
刺しゅうは、シンプルなステッチのほうが、実は難しいのです…きれいに刺すには。
コツは、糸を均一に、丁寧に刺していくこと。。。口で言うほど簡単ではないんですけどね。