世界の刺しゅうから〜スワトウ【中国】

update:2019/05/03

世界中にある“伝統”の刺しゅう。
地域によって、同じようなステッチでも、デザインも素材も違ってきます。
ここでは、旅気分で、世界の刺しゅうをかる〜く(知的)収集していきます。
いつか行く旅のためにぜひ。
 
今回は、日本でも大人気の「スワトウ」です。
中国広東省汕頭(スワトウ)市で作られ、特にハンカチが有名ですね。
 
見た目は、中国系のホワイトワーク。
白地に繊細な白糸の刺しゅうで、花唐草などの紋様と透かし模様を組み合わせた、すさまじい職人の技を見せつける可憐で豪華な、レースのような刺しゅうです。
 
中国は古くから伝えられている刺しゅうの技術を元に、18世紀にキリスト教の宣教師が伝えたヨーロッパの刺しゅうやレースを参考にして、スワトウ刺しゅうが生まれたと言われています。
ハンカチの他に、テーブルウェアなどが人気で、海外にも輸出され、世界的な人気となりました。
 
現在は、さらにさまざまなものが作られているようで、ブラウスなんかもありますね。
もちろん、定番のハンカチは、日本でも人気で、特にフォーマルな席の時などに好まれています(なかなか高価なものなので、普段使いの感覚はないかも)。
 
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他にもスワトウの着物などもありますが、筆者個人は帯のほうがオススメ。いろいろな着物に合わせやすく、モダンで粋な着物コーデになりますね!
 
さあ、旅に行きたくなりませんか?
中国・広東に旅行に行くなら、スワトウのチェックもね!
 

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