update:2020/01/15
刺しゅうは世界中にさまざまな種類があり、各地の伝統紋様があって、その地特有の素材があったりします。
しかし、そのステッチは共通しているものも多く、一つの刺しゅうを一生懸命学べば、他の刺しゅうも比較的上達しやすいという傾向がありますよね。
しかし、イギリスのゴールドワークは別格のものの一つです。
イギリスの王侯貴族や教会などの衣裳を彩るゴールドワークは、まさに伝統の重みを感じるアートです。
日本刺しゅうにも金糸や銀糸を使うことは珍しくありませんが、イギリスのゴールドワークは、独特の存在感があって、きちんとコツを学ばないとなかなか美しく刺すことは難しいでしょう。
一番は、英国王立刺繍学校の講座を取得すること。イギリス留学(夏季の短期留学もあり)しなくても、いまは日本分校(東京・大阪)もあって、ゴールドワークの講座が受講できます。
http://www.eminimura.com/rsn/
でも、それはなかなかハードルが高いですから、もっと手軽に。。。ということで、本書が要チェックなのです。
〈日本文芸社〉倉富喜美代/著
女王陛下が愛した、イギリスの伝統刺繡
ゴールドワークの小物たち
![]() |
女王陛下が愛した、イギリスの伝統刺・ ゴールドワークの小物たち: 女王陛下が愛した金の刺繍 新品価格 |
著者は、英国王立刺繍学校出身。きちんとした伝統のゴールドワークを土台に、ゴールドワークを施したユニークな小物を紹介したのが本書です。ブローチやイヤリング、ニードルケースなどなど、さり気なく身につけるとオシャレで、年齢を選びません。
ゴールドワークをやってみたい、という方はぜひ。