徒然。。。手芸店で袖振り合う客のこと

update:2019/09/24

連休明けなので、ちょっとノンビリした話を。
 
買い物にいくと、用があってもなくても、時間があれば必ず足を運ぶのが、本屋と手芸店。
どちらも、ぐるりと一回りしないと気がすまない。そして、手ぶらで出ていくのはなかなか難しい。。。
 
筆者は現在、会社員生活からは離脱し、自由業(=不自由業)生活をしていますので、手芸店に行くのも、平日の昼間が基本なのですが、その時間ですと、お客さんの年齢層も高め。…手芸業界の未来に不安になりつつ、100均の手芸コーナーをのぞいてみると、こちらは、平均年齢が20は下がりそうな勢い。。。なんだか複雑な気分です。
だって、100均は安いし便利だし、筆者も大好きですが、ものによっては、品質的におすすめできないものも多いし、なんといっても、品数は少ないですからね。。。
糸も布も、ビーズも道具も、やっぱり手芸店が第一。プラスして、うまく100均を利用してもらえると良いのではと思うのですが。
 
…そんなことを考えつつ、最近、久々に日曜日に手芸店に行きました。
すると、筆者地元の手芸店は、相も変わらず年齢層高め。。。しかしながら、秋に入ったこともあって、毛糸のコーナーに若い女性を発見!!!
 
おお、と思っていると、そのご様子が明らかにビギナーさん。
本を片手に必死なんですよね。彼氏に初めてのマフラーかなぁ。と温かい気持ちで、でもあまりジロジロ見るのも失礼だから、視界の端にちょっと入れつつ、別方向に移動しようとしたとき!その方からお声がかかりました(笑)。
 
最近の若い方って度胸がありますねぇ。お店の人に聞かず、隣り合った客に聞くとは?
「(本を見せつつ)これ編みたいんだけど、この糸だとどうだと思います?」って。
 
…実は筆者、こういう場面が不思議と珍しくないタイプ。古い友人たちに言わせれば「変な人を引きつけるタイプ」だそうで、美術館で、寺社仏閣で、バス停で、新幹線で、スーパーの精肉コーナーで…と、とにかく良く声を掛けられる(註:決してナンパではない。同年齢の男性とは限らないからだ!むしろ、お年寄りや女性のほうが多いくらい)。
 
そして、手芸店でも、これまで、親子とか、女の子2人組とか、店内で声を掛けられ、買い物のアドバイスをしたこともちらほら。筆者的にも、不思議なのですが、声を掛けられれば、こちらも急ぎでない限り、知っていることは教えてあげたいと思ってしまうから、そういう感情が相手に伝わっているのかもしれませんね。特に、困っている感じのビギナーさんには。
 
今回も、毛糸を一緒に選びましたよ!この編み方なら、この太さで、初めてなら、こんな感じの糸が編みやすいですよ!ってね。
 
最近では、手芸店といえども、あんまり手芸経験がなさそうな人が多くなってきたような気がします。商品知識はあってもね。
そして、最近の若い人にとっては、残念ながら、母が助けにならないケースも少なくない。
 
だから、筆者のような「手芸店の閑人」を見つけたら、声を掛けてみるのも手なのかもしれません。
手芸好きに悪い人はいないってね!
 

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